ドラマーのススメ②

ドラム・DTM講師の佐藤です。

さて前回の続きです
シーケンサーとしてDAWを使用する場合のコツもドラマーそれぞれだと思いますが、色々なドラマーと話をしていて多くのドラマーが感じる
『やっかいな音色』があります、まずはバイオリンに代表されるストリングス系、次いでパッド系の音です。
この2音色に共通することが、アタックタイムが長いので音が出始めてから最大値になるまでの時間が長くBPMに対して感覚的にズレて聞こえるので、
その楽器をよく聞いてしまうと逆に惑わされる音色ということです。
対応としては曲によっても変わってくるのですが、ある程度BPMを無視してグルーヴを出すか、あくまでタイトにBPMに合わせて叩いて、
全体が合っていることを信じるかになるのですが、それでもどうしても納得いかない時もあります、
そんな時は、ストリングスやパッドのデータを演奏していて気持ちよく、
かつ全体のアンサンブルが良く聞こえる位置にズラしてしまうのも一つの手段です。
これはドラマー自身がセッション中にさくっとできると非常に効率が良いし、
さらに曲のアレンジを決めている時点でこのような楽器が出てきたら、最終系をイメージして早めにアタックタイムに注文つけたり、
自身でできるのであれば調整したりできるとなお効率的になると思います。

『やっかいな音色』がある反面『ありがたい音色』もあります、シェーカーやハイハット(クローズ)やグリッジ系です。
アタックやディケイが短い楽器はBPMと聴覚上のズレが少なくドラム的に付き合いやすい楽器と言えるでしょう。
リズムをより強く感じさせるのも効果的ですし、少し難易度は上がりますが、あえて違うリズムを同時に表現することもできます。
こちらもアレンジの時点でグルーヴを出しながらスピード感も出したい等々、最終的なイメージが出来た時点で、
打ち込みをどう活用するかも含めて進めていくと効率的でレベルの高いアレンジになるでしょう、
DTMの知識があるのと無いのでは大きく差がつくポイントです。
ただ、これらの音色はドラムがズレない、リズムキープができる事が大前提で、
ズレてしまうとリズムがグチャグチャになるので、ある程度ドラマー自身のスキルが必須で、
基本のメトロノーム(クリック・ドンカマ)での練習が効果を発揮する部分でもあります。
これは僕自身が実際にやっていた手法ですが、どうしても他の楽器との絡みで上手く出したいリズムが表現できない時に、
その場で簡単なリズムをシェーカー等で打ち込んで自分のモニターにだけ返して、それをヒントにして叩くという、
ちょっとズルい使い方もDTMを扱えば簡単にできちゃったりします。

今回簡単にコツについて書いてきましたが、次回ドラマーとシーケンサーについてまとめますので興味がある方お付き合いください☆

受付可能時間
  • 13:00〜22:00 (月曜定休日)
スクールの稼働時間は上記と異なります。
レッスン受講希望の方は、恐れ入りますが
お問い合わせから一度ご確認下さいませ。