ドラマーのススメ①

ドラム・DTM講師の佐藤です。

前回のブログでドラムとDTMの関係に少し触れたのですが、
今回はもう少し深く話してみたいと思います。
まずDTMには大きく2通りの使用方法があります、1つはその名の通り曲を作る事です。
リズム楽器やコード楽器、メロディー等を入力又はレコーディングし、ミックス、マスタリングを経て
PC上で一曲完成させる、いわゆる一般的にDTMと聞いてイメージされるものです。
もう1つは生のバンド演奏時に一緒に音を出す、いわゆるシーケンサーとして使う同期データの作成です。
これは本来シーケンサーを用いていたものがDTM(DAW)の高性能化によって取って変わるようになったので
DTMの定義からは外れてしまうのかもしれませんが、現在多くのバンド、アーティストがプロ、アマ問わず取り入れている手法です。
この手法を用いる時に重要となるのがドラマーです、ドラマーがどれだけ理解があるかによって可能性を大きく広げる事も、
逆に狭めてしまうこともあります。
そもそもドラマーはメトロノーム(クリック・ドンカマ)に対してタイトに叩けるのが基本なので、レッスンでもメトロノーム
を使用して練習しますが、もちろん最初からできるものでもなくトレーニングやコツを得ることも重要になりますし、
上達すればリズムを引っ張っていわゆる『うねる』ドラムを叩くようになります、さらにバンドでのセッションの場合、
他の楽器をコントロールしグルーヴをつくるのもドラムの大きな役割です、
同期の場合これをやりながら絶対的なテンポ(BPM)と共存していかなければならないのです、基本通りタイトに叩けられれば
特に問題ないのですが慣れていないと不快に感じるドラマーも多いと思います。
しかし慣れたりコツをつかんで上手くメトロノームと付き合えるようになると、気にならなくなり、むしろ助けてもらえるありがたい
存在になるのです。
少し余談ですが、同期をやったりレコーディング経験豊富なドラマーと話をすると本当にバッチリ嵌っている時は
メトロノームが『消える』感覚を多くのドラマーが持つみたいです、上手く付き合えている時はメトロノームが鳴っているかすら気にしてない、
むしろメトロノームも含め全てが自分に合わせてきてるんじゃないかな?ぐらい状態になると本当に気持ちがいいものなのでドラマーには
ぜひ経験してほしいですね!
さて、そのコツを掴む為にDTMの知識があるとすごく役に立ちます、というのも
同期がこれ程一般的ではなかった頃、自分がドラムを始めた頃もそうだったのですが、「他の楽器をよく聞きなさい」と教わったし、
今でも基本的には前記したようにグルーヴを出すのに他の楽器を聞くことは基礎として大事です。
ただ当時はギター、ベース、ボーカル、他にあってもシンセ(ピアノ)、ブラスの多くてもせいぜい5、6音色ぐらいなものでした、
しかし現在同期を使うと10音色ぐらいザラで、多いと20音色ぐらいあるので、とてもじゃないけど全て聞き分ける事は不可能です。
そのときに何が鳴っているのかを把握する、リズムを構成しうる楽器は何が入っているかを理解する為にも、
シーケンサーとしてDAWを使用する場合、ドラマー自身が扱えるぐらいの知識を持っておくとコツが掴みやすいし、自分自身を助けることになると思います。
長くなったので今回はここまでで次回そのポイント辺りからお話ししようと思います、興味ある方はお付き合いください☆

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